都民の食卓へ美味しいお魚を届けて100年
10月13日(日)金沢 日本料理店『つば甚』にて
「全国水産物商業協同組合連合会 青年部連合会 第20回 石川研修大会」が開催され、
当組合からは青年部員15名 事務局2名 総勢17名で参加いたしました。
第20回全国石川研修大会のテーマ「つなぐ」のもとで、
七尾魚商業協同組合 中田誠理事長による「令和6年能登半島地震における被害状況と現在、今後の組合対応について」話がありました。
中田理事長からの地震被害に関する報告は、能登半島の地域経済に大きな影響を与えたことを再認識させました。特に、漁業や水産業に関わるインフラへのダメージや、地域の住民への影響についての話は、被災地の現状を感じさせる内容でした。
また、復興に向けた取り組みの中で、現場で直面している課題も浮き彫りになり、今後の復興プロセスで何が必要とされるかを考えさせられました。
今回のテーマ「つなぐ」は、単に被災地の復興支援だけでなく、地域の水産業者や全国の関係者が力を合わせて支え合う姿勢を象徴しているように感じられました。
さらに行政や地元の漁業者等と連携し、今後も持続可能な形で復興させるための協力の重要性が感じられました。
また、今後の組合の役割 として、どのように支援体制を整えていくかという展望も重要な部分でした。地震後の緊急対応だけでなく、長期的な復興と地域の活性化を見据えた具体的なアクションが期待されます。
今回の研修大会が非常に有意義であり、特に災害時の課題とその解決策を考える良い機会となりました。
大会終了後、七尾魚商業協同組合 中田理事長のご案内のもと、七尾まで足を伸ばしました。
実際に七尾が地震の被害を受けた現地の状況について、中田理事長からの詳細な説明を聞くことで、被災地の困難さがより身近に感じられ、改めて自然災害の恐ろしさとその影響の深刻さを実感しました。
全国水産物商業協同組合連合会の一員として、七尾のような被災地を支援するために、全国的な協力がいかに重要かを再認識しました。復興には長い時間と多大な資源が必要であり、全国の組合や業者が力を合わせて支援していくことで、地域の復興がより早く、強固なものとなると感じました。
このように、被災地の現状を知り、今後の支援や連携の重要性を強く感じることができたことが、今回の研修大会での大きな収穫であります。